『黒い墜落機』
| ||||
- 2008/05/19(Mon) -
| ||||
森村誠一 『黒い墜落機』(集英社文庫)、読了。
イマイチかな。 30年も前の作品だからでしょうか? 人物描写もなんだか古臭くて、 自衛隊をめぐる合憲/違憲の議論も青臭く感じました。 何よりも、人里離れたオフシーズンの民宿に5人もの客が居て、 その客がいずれも特殊な能力を帯びているという都合のよさに 娯楽小説なんだと割り切ってもついていけませんでした。 妊娠しているから危機察知能力が高まるだなんて、 物語の説得力をそいでしまいます。 自衛隊のレンジャー部隊を相手に 民間人の抵抗が上手く決まり過ぎるのも興ざめになってしまいます。 もっと死闘になってもよかったのではないでのかなと思います。
![]()
|
||||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/920-0bf1dd10 |
| メイン |
|