『出家とその弟子』
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- 2005/11/27(Sun) -
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倉田百三『出家とその弟子』(新潮文庫)、読了。
この作品で描かれる教えは、 仏教全体で見るとどのあたりに位置づけられるものなのでしょうか? あまりに寛容な教えであり、むしろ善鸞の 「浄土門の信心は悪人の救いのように見えて、 実はやはり心の純な善人でなくては信じ難いような教えです」 という言葉のほうが受け入れやすく感じてしまいます。 扱っているテーマも、信心と恋愛ですから、 まあ、厚い信仰心を持たないものが読んでも すぐには入れないのでしょうが。 神保町で、仏教入門でも探してみようかなぁ。
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