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『ザ・対決』
- 2008/03/22(Sat) -
清水義範 『ザ・対決』(講談社文庫)、読了。

気分転換に清水本をば。

よきライバルになるであろう組み合わせでの仮想の対決。
「ソクラテスvs釈迦」なんて、どうやって対決されるのかと思いきや・・・・・・。

清水節満載の本ではありますが、
最近、企画モノの清水本が、少々、食傷気味になってきました。

パスティーシュ等のアイデア勝負のものよりも、
小説要素の強いものか、教育論のほうが、楽しんで読めるようになってきました。

本作では、「楊貴妃vsクレオパトラ」が、物語として面白かったです。


ザ・対決 (講談社文庫)
ザ・対決 (講談社文庫)清水 義範

おすすめ平均
stars飽くなき創造力が実現する対決
stars清水節炸裂 夢の対決10番勝負
stars超くだらない
starsいま、戦いが始まる

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コメント
-確かに・・・-
はじめまして。
清水義範は15歳の時に『ことばの国』を初めて読んでぶっ飛ばされて以来ファンになっています。
しかしながら、かくいう私も、最近は少々このテのものには食傷気味…お気持ち察します。

未だに読み応えがあるのは教育論的なものでしょうか。
昔のものはもっと笑いが止まらないような内容のものが多かったように思います。
2009/04/06 23:26  | URL | 悠遠の風 #-[ 編集] |  ▲ top

--
悠遠の風さま

CMありがとうございます。
私も中学生の時に、『国語入試問題必勝法』を友人が貸してくれ、
「こんな小説があるのか!」と衝撃を受け、
以来、古本屋で見つければ買ってくるような状況です。

衝撃度は小さくなってきたものの、
やはり見つければ買ってしまうファンのサガ。
気楽に読みやすいので気分転換にうってつけという理由もあり、
結局このblogでも一番読んでいるのは
清水作品ということになっております。
なんだかんだ言いながら、今後も読み続けてしまうと思います。
2009/04/07 19:54  | URL | かもめ組 #obYDgEv2[ 編集] |  ▲ top


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