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『寂聴の仏教入門』
- 2008/02/12(Tue) -
瀬戸内寂聴、久保田展弘 『寂聴の仏教入門』(講談社文庫)、読了。

山越阿弥陀図屏風の余韻で、素人向け仏教本をば。

対談という形式は、専門家同士が分かりあうレベルで話をされると
読者は置いてきぼりになって、読んでいてつらい思いをすることがあるのですが、
本作は、「入門」と謳っているだけあって、初心者向けのお話から入ってくれます。

対談者2人が、読者をきちんと意識してお話してくれているからこそなのですが、
もうひとつ、司会進行役の方の話の振り方がうまくて、
素人にも分かりやすい噛み砕いた説明を促すように進行してくれています。
この方が非常に重要な役割を果たされていると思いました。

また、後半は、この進行の方が登場しなくなり、
お2人だけの対談になって行き、内容も多少高度化しています。
その匙加減が、とても読みやすかったです。

さらに、用語解説が、巻末や章末ではなく、
本文中に適宜入っているので、ページを前後することなく読み進められて
これも読みやすさを促進していました。

なんだか、構成についての話ばかりになってしまいましたが、
仏教について、入口の部分の解説書としては、非常に分かりやすかったです。
寂聴さんは、文中で、「講演会などを開くと、仏教そのものの話よりも
寂聴さん個人の話を聞きたがる人が多い」旨のコメントをされていますが、
私は是非とも、寂聴さんのお話される仏教の話を聞いてみたいと思いました。


寂聴の仏教入門
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