『ジョゼと虎と魚たち』
| ||||||||
- 2008/02/08(Fri) -
| ||||||||
田辺聖子 『ジョゼと虎と魚たち』(角川文庫)、読了。
短篇は、日本語のリズム感が如実に表れてくると実感。 そして田辺コトバ、気持ちいいわぁ。 方言バンザイ!! 田辺センセの書く関西弁は、根が関西系方言の私には 頭の中に会話が響くように、とても気持ち良く読めるのですが、 例えば東京生まれ東京育ちの人が読んだら、 同じように心地よく感じるんでしょうかね? それとも、どんなリズムで読んだらいいか判らないようなものなんですかね? 映画を先に観ていたので、表題作を楽しみにしていたのですが、 他の作品も充実していて、 「うすうす知ってた」「荷造りはもうすませて」あたりが面白かったです。 どの作品に登場する女性たちも、 生き方・考え方は違えども、 軸を持った人生を送っていて、 なんだかとっても格好良いお姉さまたちに見えました。
![]()
|
||||||||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック | |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/825-e94b84ec | |
|
| メイン |
|