FC2ブログ
一橋フォーラム21
- 2008/02/05(Tue) -
一橋フォーラム21 『日本絵画の精華』③(2008年2月5日)、受講。

本日は、「山越阿弥陀図屏風」を中心に、仏教絵画・浄土信仰を学びました。

そもそも仏教思想に非常に興味があるので、
本日の講義内容は大変面白かったです。

「信仰」「信心」なんていうと、とてもピュアな心を想像してしまいがちですが、
浄土教は庶民の極楽往生の手引書みたいな側面もあり、
ある意味、非常に即物的なところがあります。

で、今回のテーマであった阿弥陀来迎図も、
極楽浄土へ辿り着くためのイメージトレーニング・ツールであり
また臨終の床に就いた者にとっては最後のよすがとなる精神安定剤でもあったようです。

叔母が亡くなったとき、
枕元に掛けられた阿弥陀来迎図を和尚さんが簡単に説明をしてくださり、
祖母の魂は阿弥陀様の顔から出ている光線に導かれて極楽を目指す云々と
伺いましたが、その思想の詳細を本日知ることができました。

一度、仏教絵画について易しく解説した本を読んでみたいものです。

また、本日の講師を務められた明星大学の山本陽子准教授のお話は
平易なことばで明快にしかも楽しく仏教絵画を語っていただけたので、
本当に充実した90分でした。
山本先生の本も、機会があれば読んでみたいです。


絵巻における神と天皇の表現―見えぬように描く
絵巻における神と天皇の表現―見えぬように描く山本 陽子

中央公論美術出版 2006-08
売り上げランキング : 1192975


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

仏教説話画の構造と機能―彼岸と此岸のイコノロジー
仏教説話画の構造と機能―彼岸と此岸のイコノロジー加須屋 誠

中央公論美術出版 2003-03
売り上げランキング : 708625

おすすめ平均 star
star絵画解釈の冒険

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ
関連記事
この記事のURL | 一橋大講座 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『ジョゼと虎と魚たち』 | メイン | 『パッサジオ』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/824-9c52a340
| メイン |