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『結婚詐欺師』
- 2007/11/19(Mon) -
『結婚詐欺師』(2007年11月18日放送)

いやぁ、面白かったです!!
CMも無いから完全にドラマの世界にどっぷり浸れました。
乃南アサ作品にある重ーい余韻が今も残ってます。

で、どこで深みにはまったかというと、
お目当ての内村さんが捜査に動き出す前、
鶴田真由さんのイケイケ女社長がターゲットとなる前、
すでに橋口の魔の手にかかってしまっている女性たちを演じる
女優さん達の演技の素晴らしさに、ぐっと引きつけられました。

橋口と向き合っている時の女優さん達の美しく艶めかしいことといったら・・・。
良い男に出会うと、こんなに女の人って綺麗になるんだなぁと
同性ながらも驚いてしまいました。

つまりは、ドラマのほんのさわりの部分で惹き込まれてました。

そして、橋口の素性を知った時の被害者たちの表情、
これがまた役者さんとして皆さん素晴らしかった!
いやぁ、女優さんに恵まれた良いドラマでした。

そして、我らが(笑)内村さんはというと、
ご本人もおっしゃっていたとおり、「可哀想な感じ」大炸裂でした。
全編を通して渋ーい演技でしたね。
美和子とのシーン、特に誤解されて責められている姿は、見ていられないぐらいです。
まさに捨てられた子犬・・・。

でも、阿久津洋平と生活するのは苦痛だろうな・・・と思ってしまう自分も(苦笑)。
家に帰ってからくだびれ度がアップする亭主がいたら、
そりゃぁ奥さんも逃げちゃいますわねぇ。

橋口逮捕のシーンも、派手なアクションは控えて、
リアルさを心がけているところが、ますます阿久津の地味ぶりが強調されてましたね。
最後まで華無し・・・みたいな(笑)。
でも、役者内村光良を楽しませてもらいました。

結婚詐欺師・橋口を演じた加藤雅也さんは
背も高いし顔も深みがあって、いい男です。
女をだます手口は、意外と使いまわしてるのね・・・なんて思いつつも、
女性の眼を真正面+至近距離から見つめる姿がサマになってます。

しかしながら、阿久津に向けて、取調室で関西弁で本音をぶちまけるシーンが、
一番活き活きしていて、最後の最後、橋口を面白い人間だと思えました。

橋口の弁解の言葉で、
「女性たちは幸せだった、お金はその代償」というのも、
勝手な言い分だとは分かりながらも、
女性の側が納得してしまえば、そういう整理の仕方もあるんだなぁと思いました。
世の中には、詐欺の意図こそ無くとも詐欺師まがいの男性もたくさんいるみたいですし・・・。
詐欺師と一般男性の線引きなんて、有って無いようなものなのかも。
結婚詐欺とは、まことに奥深い犯罪です。

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