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『金のなる人』
- 2024/04/15(Mon) -
成毛眞 『金のなる人』(ポプラ新書)、読了。

新書なのにやたらと装丁にお金がかかってる感じの本です。
新書って、表紙デザインを統一して余計な経費をかけないことで
とにかく様々なテーマの本を時宜に合わせてタイムリーに出すことを心掛けている商品だと
思ってたので、ずいぶん規格外なことをするんだな・・・・・・と。
これも金を生み出すための工夫なのかな?

中身は、いつもの成毛節で、分かりやすいというか、
どの本も言っていることが首尾一貫してて読みやすいです。

著者は、マイクロソフト日本法人の社長を務めた人として知られており、
成功したお金持ちのイメージが付いて回りますが、
大学卒業後に入社した企業は地元北海道の自動車部品メーカーであり、
非常に庶民的というか、普通の若者の感覚で就職活動とか
その後の転職とかを経験されて、今の地位にのし上がってきた人だと思います。

だから、著作の中で述べられている「こうすべきだ!」「これはするな!」みたいな教えが、
普通のサラリーマンでも実行可能なレベルで提言されており、
「よし、やってみよう!」という行動に繋がりやすいように思います。

売れてる本であっても、読んでみたら、凡人には想像もつかない劇的な人生が描かれ
参考にしようがない・・・・・というハウツー本も多いですからね(苦笑)。

本作も、金を生み出すために、貯蓄を否定するのは良くあることですが、
投資よりも、まずは仕事で稼ぐことを推奨しており、
一定額を貯めることができたら、投資も小口で初めてみろと薦めています。
このあたりの優先順位付けの感覚や、リスク管理の考え方が、
庶民感覚に合ったものとなっていて、現実的な提言だなと感じます。

私自身、30代までは、自分がいくら稼げているか、ということにそれほど執着せずに生きてきて、
サラリーマン時代は給与明細をまじまじと見ることもなく、年に1、2度、銀行口座の残高を見て
「あ、こんなに溜まってる・・・・そろそろ定期預金に移しておこ」ぐらいの感覚でした。
一応、金融機関勤めで、結婚もせず、不動産も車も買うことがなく、病気もせず・・・・・という人生だったので
お金の不安はほぼなかったので放置状態でした。

40歳を前に脱サラして起業しても、地方住まいだとそんな生活費もかからないし、
会社の経費で落とせるもの(例えば勉強用の図書費とか、視察のための旅費とか)を差し引くと
食費と日用品とちょっとした交際費さえあれば不安なく生活でき、
サラリーマン時代と同じように貯金はたまっていきます。

最近、ようやくNISAで投資をするようになったとはいえ、最初の申し込みをした以降は
ほったらかしになってますし、それ以外の積立保険とかなんやかんやも
確定申告の時にチェックするだけで、「あー、大きく増えてるわけでもないけど
別に減ってはないし、定期預金よりは増えてるなぁ」ぐらいの感覚で、
増やすよりも、ただお金を置いている場所が複数に分散されたというだけで。

大きく稼げたら老後に向けて安心感は増すんでしょうけど、
子供が居ないから自分自身以外の出費は無いですし、当面は親の介護が始まったときに
どのぐらい自分の今の資産からポイポイ出せるだろうか・・・・というところぐらいですかね。
二人とも普通に暮らしてるから、今は介護関連費用は何もかかってないですけど。

自分の性格は、毎日上下動があるような投資には向いてないと思うので、
「あー、今、残高ぜんぶ足したらこれだけあるわ」という安心感だけ得られたら良いので、
結局、分相応な生き方をできてるのかなと思います。
それが一番心安らかな気がします。




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