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『残業学』
- 2024/04/06(Sat) -
中原淳+パーソル総合研究所 『残業学』(光文社新書)、読了。

中原氏の著作は、以前、Yahoo幹部とのマネジメントに関する対談を読んだことがあり、
現場重視の内容で面白かったので、本作も買ってみました。

正直、私自身は残業時間が長い長時間労働は全然苦にならないタイプで、
「これは明日やるより今やったほうが良い」と判断したら残業しがちで、
しかも多分、他の人よりも「今やった方が」という判断の範囲が広いので
残業時間が延びがちです。
(もちろん嫌な仕事を長時間やらされるのは苦痛だとは思いますが。でも明日に持ち越すことに
 不安を感じてしまうので、精神衛生上は残業してやっつけた方が心穏やかなんですよね)

かといって、表紙絵に描かれている「その働き方、いつまで続けられると思う?」と聞かれると
やっぱり40代も半ばとなると、不安に感じるところもあります。

何かヒントを得られるかな?と思って読んでみたのですが、
正直、期待値が高すぎたのか、イマイチでした。

前回読んだ本は、Yahooのマネジメントの話が中心で、現場寄りだったのですが、
本作はどちらかというと中原氏の学術調査の結果が中心で、
現場感覚が薄れちゃってる感じなんですよねー。

「おわりに」を、パーソル総合研究所の主任研究員の方が書かれてて、
「時給があがったときに人はどういう行動をとるか」という問いについて、
「月の収入が確保できれば良いと考える人は働く時間を減らす」
「月の収入を上げたい人はもっと労働時間を増やす」の2つの選択肢を解説してて、
そうそう、どちらを選ぶかはその人の価値観なんだよねー、必ずしも時短労働が正しいわけじゃ
ないんだよねー、しかもカネじゃなく経験重視の人は、働くことそのものに楽しみを感じてる人もいるし
なーんて思ってしまいました。

この本は、中原先生ではなく、パーソル総合研究所の方が主体で書いてくれた方が、
労働現場にいる立場からしたら、読んで納得感が高いように思いました。




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