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『知性の顚覆』
- 2023/11/22(Wed) -
橋本治 『知性の顚覆』(朝日新書)、読了。

評論家であり、エッセイストであり、小説家である著者のイメージは
全然私の中でまとまった像を結ばず、自分の好みに合うのか合わないのかさえ
まだよく分かっていない状況です。

本作は、堅そうなタイトルでしたが、サブタイトルに「日本人がバカになってしまう構造」とあったので
皮肉の利いた文章なのかなと思い買ってきました。

キーワードは「反知性主義」。

正直、聞いたことはあるけれど、定義がよく分からない言葉の一つです。
今回本作を読み終わって「反知性主義」で改めて検索をかけてみましたが、
サイトによって定義が違っていて、言わんとしていることがどれも違うように見えます。
結局、一時的にブームになってしまい、きちんと定義づけがされないままに
いろんな人が自分に都合の良い言葉として使っちゃった感じなのかな?と推測。

で、本作の中でも、定義づけをあえて簡潔には行わず、
著者が様々な角度から「反知性主義」を分析することで、本質に迫ろうという取り組みのようです。

でも、私としては、仮置きでもよいから冒頭で定義づけしてほしいな・・・・と思ってしまいました。
自分の知性の無さというか、じっくり読み進めるという知的努力を放棄するような言い分で
申し訳ないのですが(苦笑)、最終的に批判したりひっくり返されたりしてもよいので、
とっかかりとなる定義が欲しかったです。
もう、知性的に評論文を読めるだけの集中力が続かない・・・・・。悲しい。

それでも、部分部分で書かれている著者の指摘は、なるほど!と思うことも多く、
読書自体は楽しめました。
この本全体で、どういう「反知性主義」を批判し、どこを肯定しているのかという
全体像のマッピングができるところまで深く読むことが出来ていないので、
また別の機会に再チャレンジかな。

とりあえず、読書ノート作りながら振り返りをしてみよう。




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