fc2ブログ
『社会人の生き方』
- 2023/11/11(Sat) -
暉峻淑子 『社会人の生き方』(岩波新書)、通読。

著者の本は、『豊かさとは何か』を、大学1年生の授業で課題図書として読んだ記憶がありますが、
全然、内容は記憶に残っていません(苦笑)。

バブル景気に踊りまくっている日本人に対して警鐘を与えた本だたのだろうと思いますが、
私が大学生になった頃はすでにバブルは崩壊後。
高校1年生で阪神大震災を体験した身としては、
「豊かさ」が崩壊していく過程を見ながら大人になっていったような感じで、
今さら「豊かさとは何か?」と問いかけられても・・・・・と引いちゃったんだろうなと
内容は覚えてませんが、勝手に想像しております。

で、本作ですが、ブックオフで見つけた時に、「あー、大学1年生で読んだ本の著者だ~」と
懐かしさだけで買ってきました。

タイトル通り、日本の大人たちへのメッセージというか、
こういう生き方を目指すべきでは?という提言でした。
「そんなにアクセクしなくても・・・・」みたいな感じでしたが、

正直、ロスジェネ世代の大学生を捕まえて、「そんなに自己責任だと背負わなくても・・・・」的な
コメントをしているのを見て、「あんたたちの世代がバブルに踊ってちゃらんぽらんな日本にしたから
我々ロスジェネ世代が就職氷河期とか能力主義とかの波に洗われまくってるんだろ!?」と
反論したくなっちゃいました。自己責任論を取らざるを得ないほど追い込まれた世代なんだよ!と。
まぁ、著者は昭和一桁台世代なので、戦争で苦労した世代という点では、
団塊世代を見る目よりは、緩くなりますけど。

本の内容は、学者さんが書いたというようなデータや調査に基づく考察は少なく、
著者の思いをメッセージとして伝えている感じなので、
現状の自分の置かれた立場に不満がある人とか、理想の自分と現実の自分のギャップに悩んでいる人とかは
読むと安心できるのかもしれません。
ロスジェネ世代にはウケが悪そうな気がしますけど。




にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『福袋』 | メイン | 『小沢一郎 完全無罪』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/7139-d8a4b933
| メイン |