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『史伝西郷隆盛』
- 2023/07/27(Thu) -
海音寺潮五郎 『史伝西郷隆盛』(文春文庫)、通読。

ブックオフでドカ買いしたときに買ってきた本。

小説だと思って読み始めたら、タイトル通り歴史に記録された事績の解説書であり、
西郷隆盛の全生涯とか当時の日本という国家の動きが頭に入っていないと
マニアックな内容のため理解が大変です。
小説向きの面白おかしいエピソードだけで綴るのではなく、歴史の記録をきちんと辿っているので
西郷好きにはたまらない本なのかもしれません。

島津斉彬に見いだされた頃から、慶喜かつぎあげに失敗した勤王僧の月照と入水自殺を図るところまで
若い時代の西郷隆盛を描いています。

しかし、私には、西郷自身よりも、島津斉彬を中心とする島津家の家督争いのゴタゴタの方が
印象に残りました。実際、斉彬が発言権を強めた時代から急死するまでの期間ですから。

能力があってもすぐに家督を継がせてもらえない不幸なのか、
それとも家督を継がせてもらえない不幸が同情を集めて、能力をより大きく見せる効果になったのか、
日本人社会だと後者の要素も大きいような気もしますが、
これからという時期に亡くなったことも含めて、時代がガラリと変わる幕末の象徴的な人物なのかも。

正直、そこまで思い入れがあって読み始めたわけではなかったので、
なんだか通り一遍の感想になってしまいました。




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