fc2ブログ
『お金の流れで読む日本と世界の未来』
- 2023/07/24(Mon) -
ジム・ロジャーズ 『お金の流れで読む日本と世界の未来』(PHP新書)、読了。

世界三大投資家とされる著者。
投資には興味ないのですが、タイトルから、世の中の流れの読み方を説いてるのかな?と思い
試しに読んでみました。

内容は、残念ながら、洞察力、考察力、思考力のようなものではなく、
5年程度の中短期的な有望投資国を予想するような話でした。

2019年の時点で、「韓国と北朝鮮が統一国家になれば最高の投資先だ!」という予想をしており
本作でかなりのページを割いて述べています。
この予想が当たっているか否かは、私はあんまり興味がなく、
なぜ、当時そのような予想をしたのかという洞察、考察、思考を知りたいなと。

「韓国と統一されれば北朝鮮は産業力が上がる、韓国も出生率が上がったりして上向きになる」
という、なぜ北朝鮮に着目するのかという理由は、「統一」というキーワードで理解できました。
で、なぜ「統一が近い」と考えたのかという部分が、一番気になりました。
でも、そこがほとんど述べられてないんですよねー。

当時、トランプ大統領と金正恩総書記の首脳会談が立て続けに行われた時期なので、
米国政府内では、南北朝鮮統一に向けて積極的な動きが行われてたってことですかね?
著者ぐらいの立場になると、さすがにメディア情報のみで投資の判断をしているとは思えないので、
米国政府関係者とか国防関係者とかから、直接、それなりの情報を得ていて
南北朝鮮統一が間もなくだ!と判断していたということなんでしょうか・・・・。
そもそも結局、あの板門店での3回目の会談のあと、どうなっちゃったんでしたっけ?

最近の著者は朝鮮半島についてどう言ってるの?と思って、ちょこっと検索してみましたが、
昨年や今年のネット記事での著者の発言では、まだ「半島統一」というような言葉が出ていて、
うーん、米国の政権が変わっても同じ見方を維持しているのか・・・・・・と。

結局、本作を読んでも、著者の思考法については掴めませんでした。
まぁ、投資家として、自分に利益のあるように市場を誘導するような発言を意図的にしている可能性も
十分あるので、発言をそのまま受け止めるのは意味がないのかもしれませんが、
謎は謎のままでした・・・・。




にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く』 | メイン | 『しんがり 山一證券 最後の12人』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/7063-3364cca5
| メイン |