百田尚樹 『今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう』(飛鳥文庫)、読了。
ブラックユーモアで韓国批判をするという一冊。
まぁ、放送作家としての人を笑わせる(嗤わせる?)能力が発揮された本です。
かなり趣味が悪いですが、こういう皮肉も言いたくなってしまうような昨今の日韓関係です。
ちょうど今も、例の仏像盗難事件の高裁判決が出て、再び揉めてますしね。
内容は、冒頭から飛ばしています。
1910年に韓国を併合した後、日本内地と同じように
学校を建てて教育を施したり、道路や建物のインフラ整備をしたり、
農地解放をして小作人に土地の所有を認めたり、いろいろ日本政府は改革を進めましたが
それは日本人が朝鮮人の意向を聞かずに勝手に進めてしまいごめんなさい、という流れ。
皮肉の効いた文章ですが、これ、韓国ではどういう評価だったんでしょうかね?
韓国語版も出版されたと聞きましたが。
この皮肉を韓国人がどう感じたかということよりも、
きちんと皮肉として伝わってるのかしら?というところが気になります(苦笑)。
あとは、この本の信憑性がどこまであるのかは、
自分で調べてからじゃないと、怖くて会話のネタには使えないですよね。
下手したらヘイトスピーチと言われかねないですし。
そして、著者は、放言事件が後を絶たない人物ですし、
放言した後しれっと方向修正したり言うこと変えたりすることもある人物だと思ってるので。
日韓併合下での韓国統治はどんな様子だったのか、
専門家による冷静な本と併せて読まないとダメですね。
とりあえず、以前から、福沢諭吉の朝鮮半島評価については気になっているので、
そこは、いつか本で読んでみないとと思ってます。


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