『超マクロ展望 世界経済の真実』
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- 2022/10/19(Wed) -
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水野和夫、萱野稔人 『超マクロ展望 世界経済の真実』(集英社新書)、通読。
何度も挑戦しては、歯が立たないままが続いている世界経済の話。 水野氏の著作は2冊目でしたが、またもや撃沈(苦笑)。 今回の対談を読んでいて感じたのは、 世界経済についての議論において、自分は、例えば何がキーワードなのか、 発言者がその10行のコメントの中で、どの単語に最も思いを込めてしゃべっているのか、 その言葉の軽重が感覚的に感じ取れていないので、 どれが主張のキモで、どれがただ単に会話の流れを受けて口にしただけのことなのか、 その判断がつかないところに、私はセンスがないんだなぁと感じました。 例えば、教育に関する著作を読んだときに、 小難しい文章で書かれていて、十分な理解はできなくても、 あ、ここが著者の主張のポイントなんだろうなということが 単語なりフレーズなり一文なりから感じ取ることができます。 とりあえず、ここはノートに取っておこ、みたいな。 でも、世界経済の話は、どれがキーワードなのか、 また、どの具体的エピソードが象徴的な話なのか、反対に与太話なのか、 その辺がつかめないので、全編通して平板な文章を読んでいるような気持ちになってしまいます。 だから、読み終わった後に、ほとんど内容が頭に残ってない(苦笑)。 なにか、この曇った眼が、一気にスカッと開かれるような 画期的な経済の本、ないですかねー。 ![]()
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