FC2ブログ
『背信重役』
- 2007/09/16(Sun) -
清水一行 『背信重役』(徳間文庫)、読了。

読み応えのある作品でした。

財閥グループ内の企業再編を発端とした役員間の覇権争い。
財閥系だと、やっぱりこういうのあるのかしら?と思いながらも
M菱グループをモチーフにしているみたいなので、
やっぱりあるんでしょうねぇ。

これに比べると、うちの会社の常務会・取締役会なんて
なんて穏やかなんでしょう・・・という感じです。
なんせ、親会社の銀行様がすべて牛耳ってますからね。

この覇権争いが象徴的に表れてくるのが
「飲み代の原資の奪い合い」というのだから、
なんとも子供じみた争いだと感じるのですが、
意外と大会社の社員レベルをも巻き込んだ人事抗争なんて、
そんなものなのかもしれません。

副社長・山崎は、策士タイプの黒幕化と思いきや、
社長の座に担ぎあげられ、その機会を利用できずに実権を握れないダメ経営者。
実際、銀行から送り込まれる人材なんて、このパターンが多いような(苦笑)。

自分の会社の役員連中の顔を思い浮かべながら読んでいくと
二重に楽しめる作品でした。

背信重役
背信重役清水 一行

徳間書店 1997-10
売り上げランキング : 849818


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ
関連記事
この記事のURL |  清水一行 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<内さま | メイン | 『街の観覧車』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/683-03345f3c
| メイン |