『なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか?』
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- 2022/09/22(Thu) -
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藤井孝一 『なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか?』(アスカビジネス)、通読。
もう会社辞めちゃったし、その後起業してとりあえず食べていけてるので、 別にこの本を読む差し迫った必要性はなかったのですが、 ブックオフで50円ワゴンに入ってて、なんとなく買ってしまいました。 ざっと読んでみて思ったのは、 会社を辞めて起業して食べていける人は、そもそもこんな本を読まなくても 自分の頭で考えて、事業スキームを構築したり、リスクを抑える工夫をしたり、 いろいろ手を施すだろうなということ。 逆に、この手の本を読まないと会社を辞める踏ん切りがつかない人は、 たぶん辞めたところで道に迷ってしまうだろうから、止めといたほうが良いのでは?と思ってしまいます。 そして、本一冊読んだところで、付け焼刃の知恵で何とかなるわけでもなく、 企業に勤めてる時から、いろんな経験積んで、しっかり身に着けてないと いざという時にパニくると思います。 それを思うと、サラリーマンの時って、会社のブランド力のおかげで 分不相応な規模の仕事をやらせてもらい、万が一失敗しても、 部長なり役員なり社長なりが責任を取ってくれて、一社員である私は 社内で頭下げるだけで許されるなんて、なんてありがたい環境だったんだろうと思います。 今は、昔に比べるとゼロの数が数桁小さい仕事をやり、 ミスをしたら全部自分のせい、従業員のミスも全部自分のせい、 責任を負うという意味ではとってもしんどい立場です。 企業勤めの頃は、いろんな人に守ってもらいながら、 でも自分の能力からするとかなり背伸びした仕事までやらせてもらって 感謝しきれない良い環境だったなと思います。 会社辞めても、時々上司や役員が、飲み会の席から「今何やってんの~」と 電話を架けてきてくれる、とてもフレンドリーな職場でした。 コロナ禍以降、2年以上、お世話になった会社には遊びに行けてないですが その間も何かと目をかけてくださり、 そろそろお邪魔しないとお世話になりっぱなしで申し訳ないですね。 ![]()
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