『やっかいな隣人 韓国の正体』
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- 2022/07/11(Mon) -
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安倍元総理の襲撃事件の犯人が宗教団体の名前を挙げているようで
どうやら韓国発祥の宗教団体のようですが、 この本は事件前に読み終わってたので、とりあえずそのまま感想投稿しますね。 事件との関りなどについて他意はありません。 井沢元彦、呉善花 『やっかいな隣人 韓国の正体』(祥伝社黄金文庫)、読了。 タイトルがかなり皮肉なものになっているので、そこは好みではないのですが、 対談の組み合わせが面白そうだったので買ってみました。 井沢氏の本は、とりあえず日本史解説・日本人論について1つずつ読んでいってますが、 その内容から類推できるとおり、今の韓国に対しては批判的な立場ですね。 呉氏の本は1冊しか読んでないですが、独自の韓国人論を興味深く読みました。 そんな2人の対談なので、韓国に対しては相当批判的な物言いになるんだろうなと予想はしましたが 思った以上に感情がほとばしる批判ぶりでした(苦笑)。 感情面を抜きにして、事実の部分で見ていくと 李承晩ラインをめぐって日本漁船の漁撈長が韓国海軍に射殺されているということを知り、 経済的な紛争というだけでなく、民間人の犠牲者が出ていたことに驚きました。 ここまで感情が激化していたのかと。 それを思うと、今は多少、敵対関係を劇的に演じているようなところがあるのかなとも思いました。 本作の中でも、ある時から韓国国内で反日一辺倒ではなく 日本を評価すべきところは評価し韓国を自己批判する態度が出てきた、 一般の韓国民の思いとはかけ離れた新聞の過激な論調や極端な反日勢力が クローズアップされて日本では報道されているので、現実とギャップがある、 という趣旨のことを呉氏が発言しています。 この文章を読んだときは、「一般の韓国人にそんなフラットな見方が出てきてるのかなぁ・・・・・」と 疑問に感じましたが、一冊読み終わった後にもう一度考えてみると、 確かに、日本で報道される韓国国内の様子というのは韓国メディア発の情報が多かったり 日本のメディアも韓国をある一定の枠にあてはめてしまった方が演出しやすいというところもあり まぁ共犯関係なのかなと思うようになりました。 前職のときに、海外の同業他社と結構やりとりをすることがあり、 当然、韓国の企業の方ともやりとりがありましたが、 一人として嫌な人物には出会いませんでした。 それこそ、日本人と同じように礼儀正しいし、政治的な発言は仕事の場ではしないし、 雑談すれば楽しく話ができる人たちでした。 それを思うと、一般の韓国人と、日本メディアに出てくる韓国人は 別物なのかなとも思うようになりました。 今は、日韓間の関係が悪化したままの状況ですし、 両政府が国内の支持率を上げるために日韓問題を利用している部分もあるので しばらく熱が冷めるまで放っておくのが良いような・・・・・。 難しい問題ですね。 ![]()
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