『「道徳」という土なくして「経済」の花は咲かず』
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- 2022/06/07(Tue) -
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日下公人 『「道徳」という土なくして「経済」の花は咲かず』(祥伝社黄金文庫)、読了。
数か月前に著者の本を読んだばかりですが、 感想はやっぱり同じで、どうにも情緒的で裏付けデータの少ない言論が 私にはあんまり刺さってきませんでした。 内容は、日本人や日本の文明・文化の素晴らしさを説いている日本礼賛本なので、 情緒的な文章で読んでいると気持ちよい面はありますが、 ふと「こんなに言い切って良いのかしら?」と不安が過ると もう、内容があんまり刺さってこなくなってしまいます。 こういう文章というか言論が好きな人たちは一定数いると思うので コアな読者は付いていそうな気がしますが、 私には、あんまり合わない感じです。 歴史の話や比較文化論の話など、トピックスとしては興味深いものの提示があるのですが もうちょっと裏付けをしっかり述べてくれたら嬉しいなぁと思います。 そこを端折られると読んでいて不安です。 それとも、そこは自分で調べてこそ勉強だということなのかな? ![]()
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