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『リーダーになる人の「ランチェスター戦略」入門』
- 2022/04/29(Fri) -
福田秀人 『リーダーになる人の「ランチェスター戦略」入門』(東洋経済新報社)、読了。

タイトルに「入門」と付いてますが、これを入門書と呼ぶのは厳しいのではないかと・・・・
だって、「そもそもランチェスター戦略とは」という概要の説明が抜けてるんですもの(苦笑)。

私は一応、以前にランチェスター戦略の本を読んでいたので
そこまで支障はなかったですが、それでも、本作の構成は、
かなり不親切だなと感じてしまいました。

一方で、他の戦略論とランチェスター戦略は何が違うのかという比較での解説や、
ランチェスター戦略の肝は「弱者の戦略であること」として
小さな会社がこの戦略を活用する意義や具体的な方策を解説しており、
「ランチェスター戦略を実行する」という点に主眼を置いた本だと考えれば
学ぶべきところの多い本でした。

何か別のランチェスター戦略の本を「基本書」として、
本作を「実践編」とか「副読本」とかいう位置づけにしてあったら
分かりやすかったのに・・・・と思います。

弱者の戦略として、ローカルでのNo1を必死に取りに行くという考え方は、
私自身が、今、経営者の立場での経験を踏まえて、非常に納得できるものです。

「この店で一番良い売り場を確保し、週末の観光客相手で売上No1商品となる」とか
「このイベントで同ジャンル商品の中でのメディア露出No1を目指す」とか
そういう具体的な目標を立てたときは、何を実行すべきかの作戦も
具体的かつ複数個思いつくことができ、結果として成果も上がりやすいです。

そうして成功体験を積むと、もう一つ上のレベルでNo1を取ろう!という
目標設定でも成長できますし、失敗したときの立て直しにも過去の経験を活かせます。
ランチェスター戦略は、サラリーマン時代にもその存在は知ってましたし、
一応、戦略論の一つとして勉強もしましたけれど、
自分が経営をする立場になって、最も説得力が高いと実感した戦略論です。

かといって、私は、ランチェスター戦略こそが正解だ!というつもりはなく、
むしろ、自分の経営する事業の特性と、市場の状況、あとは自分の性格の組み合わせから
「この戦略論で事業計画を組み立てると自分の中で最も腑に落ちる感覚が得られる」という
そういう戦略論を見つけて、それに従って整理した事業計画を、いかに徹底的に実行するか、
この「徹底的に実行」の部分に、成否が大きく左右されると思います。

自分が納得している戦略論なら、当然、「徹底的に実行」することが負担ではなくなり
思う存分に取り組めるから、成功する確率が上がるのだと思います。
もしかすると5年後に私は、ランチェスター戦略とは全く違う戦略論を選択しているかもしれませんし、
5年後も今の事業計画の組み方をベースにして事業経営しているかもしれませんが、
いずれにしろ、今の自分が信頼している戦略論と事業計画であることが大事なのかなと思います。

さ、頭の整理が再度できたから、GWも仕事頑張るぞ~!




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