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『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』
- 2022/03/25(Fri) -
立花隆 『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』(文春文庫)、読了。

「週刊文春」の連載をまとめ、『ぼくはこんな本を読んできた』の続編です。

著者の読書の傾向として、長編小説や時系列のはっきりしたノンフィクションは、
しっかり読み通さないといけないので敬遠し、いかに情報を効率よく取得していくか、
取捨選択するための情報をいかにたくさん得るかという読書をするんだという
割り切りと、それに即した読書術を身に付けているのがすごいなと感嘆。

作家・ジャーナリストである著者の立場からすれば、当然、一般人よりも読書量は多いと思いますが、
自分の作品に関わる本を取材の一環として読んでいくだけでなく、
世の中の流れをつかむために様々な本を習慣的に読んでいくというエネルギーが凄いなと。

私も、読書は好きですが、自分の好きなジャンルに偏ったり、読みやすそうなものを優先したり
どうしても楽な読書に流されてしまうので、著者の仕事に対する向き合い方はさすがだなと思います。

あと、私も、昔は読み飛ばしができずに、つまらないと思った本もグダグダ読んでましたが、
最近は、時間がもったいない・・・・と思ったら、どんどん読み飛ばす癖が身につきました。
著者ほど効率的には読み飛ばせてないですが(苦笑)、読み飛ばすことが悪いことだという
罪悪感が消えてきているので、速読習得に向けて一歩前進かも(笑)。

面白そうな本がたくさん紹介されていましたが、
ブックオフでは見つからなさそうな骨太の本が多いので、
時間をかけて探しますかね。




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