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『札幌雪まつりの殺人』
- 2021/12/31(Fri) -
山村美紗 『札幌雪まつりの殺人』(文春文庫)、読了。

今年一年どんな本を読んだかな~と、自分の書いた記事を振り返っていたら、
本作を1か月ぐらい前に読んだのに、投稿してないことに気づきました。
というわけで、慌ててこれを書いているのですが、正直、内容の記憶があやふや・・・・・(苦笑)。

しかも、さすがに投稿するなら、もう一度パラパラ目を通しておこうと思って
本を探したのですが、手元にない!
どこか出張したときとかに、置き忘れてきたのかなぁ・・・・。
うーん、グダグダな年の瀬だな。

というわけで、曖昧な記憶だけで書きます。すみません。

キャサリンシリーズ。
表題作のほか3つの作品が収められている短編集です。
キャサリンが、日本の祭りをテーマにした写真集を作るという設定になっており、
札幌雪まつり、博多どんたく、恐山大祭、阿波おどりの4つの祭りの舞台に赴くという
そういう構成になっています。

短編なので、テンポよく推理が進んでいきますが、
それ以上に、キャサリンが会話の最中に思いついて密やかに行動に移したことを、
隣で聞いていた浜口がちゃんと察して話を合わせて進めてあげるという
キャサリンと浜口の息の合ったコンビネーションが楽しめて、
お気楽読書にはちょうど良い内容でした。
読みやすいです。

話の面白さとしては、恐山大祭が、「イタコ」という特殊な存在が絡んでくるので、
その文化的な側面とか、商業的な側面とか
結構、踏み込んで描いているように思えて興味深かったです。

以上、記憶に残っている感想はそんな感じでした。
今年最後の投稿が、こんな適当な内容ですんません(苦笑)。




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