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『京大芸人』
- 2021/11/15(Mon) -
菅広文 『京大芸人』(幻冬舎よしもと文庫)、読了。

ロザンの印象は、東京の放送局が作ったTV番組で見ていた時と、
YouTubeチャンネルで見るようになってからと、ガラッと変わりました。

東京のテレビでは、宇治原さんが秀才芸人として、あくまで頭の良さをウリにしていて
菅さんは「デキの悪い子」というポジションに置かれていることが多かったと思います。
『スクール革命!』とか見ていた時は、「菅さんの何が面白いんだろう?」と
今思うと大変失礼な評価を下していました。

が、何かの流れで、YouTubeで「ロザンの楽屋」がレコメンドされてきて、
たまたま見てみたら、菅さんの面白さに一気に引き込まれました。
今や、毎晩、新しい投稿を楽しみに待っている状態です。

着眼点が面白いですし、優しそうな笑顔でバッサリ世の中の現実を割り切って受け止めており、
また、時には、他人に厳しすぎるぐらいのコメントを出します。
インテリが好むお笑いセンス的に、良いキャラしてるわ~と思います。

で、そんな菅さんが、相方の宇治原さんを京大に行くように薦めて、
芸人として「高学歴」をウリにするという戦略を立てますが、
それを受けて、宇治原さんが1年間の勉強計画をしっかりこなして
きちんと予定通り合格を勝ち取るというプロセスを紹介しています。
一応、菅さんは「小説」と言ってますが、私には「思い出エッセイ」だと思いました。

YouTubeにアップされていた大学のイベントでの講演を見たことがあったので、
宇治原さんに菅さん以外の友達がいなかったこと、宇治原さんの勉強法、センター試験で失神したことなど
主だったエピソードは既に知っていたのですが、改めて菅さんの無駄のない文章で読むと
今一度面白かったです。

それと、進学校に居たので、菅さんも宇治原さんの陰に隠れているけど
子供のころから頭が良かったんだろうなと思っていたら、
長野から大阪に引っ越した時に、長野の国立中学から大阪の国立中学に転籍となり
難しい試験を受けずに、大阪の小中高一貫エリート校に運良く入れたという経緯を知り、
うわ~、なんて持っている人なんだ!しかも、そこに宇治原さんが受験して外からやってくるなんて!

世間的には、宇治原さんの受験テクニックを知るために読む人が多いような気がしますが、
確かに、自分の決めたやり方を徹底しているのは凄いなと思いますが、
1つ1つの勉強法は、そんなに変わった方法ではないように思います。
私も同じ事やってたなーと思うものも多かったです。
また、自分では特に意識してなかった「英単語帳を作らない」というのも、
宇治原さんがやらない理由を述べているのを読んで、確かに自分もこんな考えだったかも・・・・・と
今更ながら私自身の勉強法の整理にもなりました。

宇治原さんの「センター試験で9割獲る」という目標設定は、
私もそんな感じで設定してました。科目ごとの配分は結構違いましたが。
ただ、試験途中で失神して30点分を失ったのに、9割獲れたのは脱帽。
地頭がいいのと、度胸がある(自分への自信が確固としている)のでしょうね。







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