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『文豪ナビ 太宰治』
- 2021/08/07(Sat) -
新潮文庫編 『文豪ナビ 太宰治』(新潮文庫)、読了。

ブックオフの店頭で見て、「どういう意味のタイトルなんだろう?」と気になり買ってみました。
ナイフが使われた事件と太宰作品が何か関係するようなことってありましたっけ?みたいな。

正直、読んでもよくわからなかったのですが、
ただ、太宰文学の初心者向け解説本としては面白かったです。

自分の太宰履歴を振り返ると、意外と代表作とされるものを読んでいません(苦笑)。
自殺未遂や心中事件など、暗いイメージが私の中で根付いちゃってるせいかもしれません。

改めて解説を読んでみて、『ヴィヨンの妻』とか読んでみるべきかなと反省。

本作の構成は、冒頭でカラフルでポップな若者向けのページがあり、
そしてかわいいイラストで太宰作品の超入門コース紹介があり、
重松清氏や田口ランディ氏による太宰愛のエッセイがあり、
新潮社の編集部が力を入れている様子が伝わってくる構成となっており、
読み物としても面白かったです。

自死を選んでしまう人に対して、
どうしても私の中で生理的に遠ざけてしまいたいと思う部分があり
距離を置いてしまいがちですが、
太宰作品にたくさん触れることで、そういう生理的な拒否反応が少しでも薄くなって、
共感できるところを何か探そうという気持ちになれるでしょうかね。




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