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『ジョブズは何も発明せずにすべてを生み出した』
- 2020/09/22(Tue) -
林信行 『ジョブズは何も発明せずにすべてを生み出した』(青春新書インテリジェンス)、読了。

ジョブズの本は何冊か読みましたが、
何冊読んでも、アップル社ってやっぱり興味深い組織ですよねー。

ジョブズ個人にはそんなに興味ないんですよ。
あまりにカリスマ性が突出しすぎてて、学ぶべきとっかかりが見つからないと言いますか。
逆に、アップル社という組織をどうやって作り上げたのかが気になります。
「カリスマに従う信者」というだけでは優秀な社員が集まることも、その能力を十分に発揮することも
難しいように思います。
しかも、かなり大きな組織に成長した後も、組織としての一体感を持っているのはすごいなと。

本作を読むと、いわゆる精鋭選抜のAチームと呼ばれる部分が肝で、
そこをジョブズが直接指導して、残りの従業員は、そのAチームに入るための熾烈な競争に
集中させるという感じでしょうかね。
ある種、ブラックな人間の使い方のように思えますが、
それに耐えうる人材を集めてるし、集まった側も自分はそんなにヤワじゃないと自信があるから
こういう運営ができるんでしょうね。

ジョブズ自身が商品を発明したのではなく、
ジョブズは、人間社会にどういう技術を提供したら社会が変わるのかという仮説を立てて
その仮説に基づいて従業員に技術を作り上げさせる手腕に富んでいたということがよくわかり
面白い本でした。

また、「5階層のシナリオ」として紹介されていた考え方も、
やっぱりモノゴトの順番って大事だよなぁと納得。
組織を仕組み化すること、また思考を仕組み化すること、
その重要性を感覚的に最も会得していたリーダーだったんだろうなと思います。




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