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『4 Unique Girls』
- 2020/08/19(Wed) -
山田詠美 『4 Unique Girls』(幻冬舎文庫)、読了。

はぁ・・・・・仕事が詰まりまくりで全然読書ができません。
まぁ、普段の10倍忙しいのは普段の10倍売上が立ったからで、当然と言えば当然だし
コロナ禍の折にありがたいことこの上ないのですが、体力的にはしんどい・・・・。
でも、寝る前の読書をしないと気が済まないし・・・・・。
というわけで、ギリギリの読書(苦笑)。

なるべくお気楽に読める本をと思いながらも、
積読の本は、重たいものばかりが溜まっていて、どれもしんどい。
結局、薄めのエイミーを。

タイトルから短編集かと思ったのですが、エッセイでした。
昔は、女流作家さんのエッセイも普通に読んでいたのですが、
あまりにアチコチの雑誌に連載をされるので、
こりゃキリがないなと思い、女流作家さんは本業の小説のみに絞るようになりました。
てなわけで、15年ぶりぐらいのエイミーエッセイ。

小説作品では、どうやったら、こんなに女の子をチャーミングに描けるんだろうと
若い女性の描写力に感嘆するばかりですが、
本作では、著者の素の言葉が溢れていて、おばさん的行動もそのまま描いているので
あ、素ではこんな人なんだ・・・・と好感が持てました。

でも、やっぱり、「言葉」とか「表現」「演出」に関しては、日常生活でも感覚が研ぎ澄まされているようで、
日常の変な言葉遣いとか、新語・造語の気持ち悪さとか、文章の過剰演出とか、
そういうものへの厳しい視線というか、良い頃合いの茶化し具合というか、
著者の姿勢を見て、「そうそう、世の中の動きには批判的な目が必要だけど
あんまり理想論振りかざして期待ばっか込めてもむなしいよね・・・・」と
その絶妙なバランス感覚に共感を覚えました。

著者のエッセイを読んでいないので、交友関係は全然わからないのですが、
漫画家さんとか、同じような価値観を持っているらしき人々が登場してきたので
ちょっと気になりました。
(でもマンガだから、そこまで手が回らないとは思うけど・・・・・)




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