『なぜあの人はいつも助けてもらえるのか』
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- 2020/05/21(Thu) -
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藤巻幸大 『なぜあの人はいつも助けてもらえるのか』(PHPビジネス新書)、読了。
なぜか周囲から助けてもらえる人って、居ますよね~。 特別なポジションにいるわけでもないのに、 なぜか周囲がポジティブに助けようと動いてくれる人。 その秘密を知りたくて、読んでみました。 結論から言うと、サブタイトルの「職場で可愛がられる法則」の通り、 要は、可愛げがあるか無いかの違いなのではないかと。 そして、可愛げがある人というのは、何かテクニックにより「可愛げ」を発散させているのではなく、 その人が本質的に持っているキャラクターに拠るところが大きい気がします。 本作でも、著者が伊勢丹時代に実行してきた行動や、 上司や社長が取った行動で、これは凄い!と思ったものを紹介してますが、 基本的に、紹介された行動は、皆さん、戦略的にやっているというよりも、 感覚的にやってることなんじゃないかなと思います。 頭で考えているのではなく、体が反応している感じ。 愛される人って、狙ってないと思うんですよね。 存在そのものが愛されているというか。 もうこれは、三つ子の魂が成立するまでに、 親や家族、周囲の人によって形成された、プリミティブなものなのではないかなと思います。 著者が解説している内容は、確かに、そういう行動が取れたら周囲に愛されるだろうなという 因果関係は理解できますが、では、みんながみんな、その因果関係が理解出来たら 実行に移せるかというと、かなりハードルが高いように思います。 頭ではわかるけど、実行不可能という点で、 観察記録としては興味深いけど、実現性は乏しそうな気がします。 ![]()
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