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『築地魚の達人』
- 2020/03/21(Sat) -
小川貢一 『築地魚の達人』(集英社文庫)、読了。

築地の魚屋さんの話だと思って買ってみたら、
『築地魚河岸三代目』の監修をやってた人なんですね。
原作は読んだことないのですが、映画は観ました。イマイチでしたけど・・・・・(苦笑)。
でも、映画も、築地のシーンは面白かったですよ。

そして、本作の冒頭で、著者が自分語りで半生を述べていくのですが、
なんと、築地魚河岸三代目の肩書は、バブル崩壊直後に廃業してしまい、なくなっていると分かり、
えー、それを本のサブタイトルに付けるのありなの??と思っちゃいました。

ただ、ご本人の経歴からすると、
スーパーの売り場に立ったり、魚を使う和食屋を経営したり、
多様な形で魚と関わっているので、仲卸一本の経験の人よりも
より消費者視点に立って魚の話ができるんじゃないかなと思いました。
先日読んだ、寿司職人とは対極ですね。

視野が広く、立脚点も柔軟なので、文章が読みやすかったです。
たぶん、奥様がタレントさんという点でも、「お客さまを意識して書く」という習慣が
身に付いているのではないかなと想像します。

正直、仲卸としての仕事の話については、あまり深掘りされていないですが、
仲卸の家に生まれた男の半生記としては、面白いものでした。





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