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『料理王国』
- 2020/02/22(Sat) -
北大路魯山人 『料理王天国』(ちくま文庫)、通読。

名前を聞いたことがあるなぁ・・・・・ぐらいの著者知識だったのですが、
グルメエッセイなら気楽に読めそうだなと思って買ってみました。

ところが、その内容は、「この料理は美味しい」「この調理法は素晴らしい」ということよりも
「この料理人のここがダメだ」「この自称美食家はなってない」とか
批判の言葉が流れ出してくるので、最初は読むのが苦痛でした。

次第に、著者が、本当に各地で様々なものを食べ歩き、
様々な素材や調理法を試し、様々な食の職人に出会い、積んできた経験の中から
言葉を絞って書いているから、こんなに辛辣な言葉に収斂してしまうのだなと納得。

料理の道を究めたいと思う人にとっては、
師と仰げるような文章なのでしょうね。

ただ、私のように、特にグルメに興味があるわけでもなく、
本の一ジャンルとして、知識収集の一環として手に取った身としては、
この本が持つ緊張感は窮屈でした。

本作において、もちろん著者が褒めている料理や料理人は存在していて、
こんなに厳しい見解を持っている著者に褒められるというのは
大変名誉なことなんだろうなと思いました。




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