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『笑説 大名古屋語辞典』
- 2020/02/21(Fri) -
清水義範 『笑説 大名古屋語辞典』(角川文庫)、読了。

清水センセの本は、やっぱり国語を扱ったものが面白いですね。
しかも、本作は名古屋弁の本なので、一層力が入ってます。

構成はシンプル。
「あ」から順番に名古屋弁を解説しています。
この構成を最初に見たとき、「意味で分けた方が、話が行ったり来たりしなくて
読みやすいんじゃないかなぁ?」と思ったものですが、
やはり清水センセの知恵で、うまく処理されています。
むしろ、ちょっと間が空いてから、時間差ギャグのような形で前に読んだ部分が活きてきたりして
油断がなりません。

挿入される四コマ漫画も、くだらないのですが、時々ピカッと光るものがあります。
個人的には「聖書」の欄に描かれた四コマが好きでした。
ナナちゃん良い味出してます。

私は三重県民なので、名古屋の人の言葉は耳にする機会もあり、
また名古屋人気質にも触れたことがあるので、
この本で書かれていることは、ふふふふふ・・・・・と笑えます。

三重県の人は良く名古屋を馬鹿にして、
「三重は田舎だけど名古屋は大きい田舎(決して都会ではない)」という言い方をします。
名古屋人の名古屋に対するプライドに関して、
隣人として、これまた捻じ曲がった感想を抱いているわけですよ。
だからまぁ、名古屋出身者による、自虐的なこんな本が出ると、
つい読んでみたくなり、ふふふふふ・・・・と薄暗く笑ってしまうのです。

ただ、東京の人や大阪の人にとってはどうなんでしょうね?名古屋弁って。
結局、みゃーみゃー言っているという、タモリのネタのレベルでしか知らないんじゃないでしょうか?
というか、あまり名古屋に興味なさそう(苦笑)。

最近は、河村市長の名古屋弁がテレビで流れることもあるので、
なんだか余計に印象が悪くなっている気がしないでもないですが。
ご年配の方はともかくとして、働く年齢層の人で、名古屋弁がきつい人って、
河村市長みたいに、なんだか意図的に演じているような不自然さを感じてしまいます。
私も、昔の取引先の名古屋の会社の部長さんに、名古屋弁の強い人がいましたが、
東京で飲み会とかしたときに、道化役を進んでやってくれるような方だったので、
道化のアイテムとして名古屋弁があったような気がします。

日常生活から河村市長ばりの名古屋弁の人っているのかなぁ?
名古屋人同士がしゃべるとそんな感じなのかなぁ?

あと、本作の中で「名古屋語」として紹介されている
「おそわる(教えてもらう)」って方言なんですか?てっきり標準語だと思ってました。
似たような形の「おぼわる(覚えられる)」は、確かに名古屋弁(三重県も使う)だと思いますが。

それと、名古屋めしとして紹介されている「天むす」。
それは三重県津市が発祥じゃ!




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