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『春風は、斬られまい』
- 2020/02/18(Tue) -
菅淳一 『春風は、斬られまい』(幻冬舎)、通読。

実家にあった本。
どんな話なのか中身を確かめずに読み始めたら、
鎌倉時代のお坊さんが主人公で、「こりゃ苦手な時代の馴染みのない世界の話だわ・・・」と
腰が引けてしまいました。

鎌倉時代は、武士による国家建設のダイナミックな動きは興味深く感じるのですが、
鎌倉仏教というのが、受験勉強のときの苦手意識が払拭できず・・・(苦笑)。

それでも、建長寺での修業時代の話は、
当時の修行僧の生活がどんなものだったのか詳しく描写されていたので
そこは興味深く読みました。

朝起きてから一日どんな活動をしてるのか、
どんな内容の修業をしているのか、
住職や兄僧との人間関係など。

結構、細かい用語まで丁寧に解説しているので、
教科書的な意味で、しっかり説明されている印象を受けました。

しかし、その分、小説としては文章が平板で、盛り上がりに欠けるところがあり、
中国に渡ってからの物語は、正直、かなり飛ばし読みになりました。

下手に小説化するよりも、伝記モノに仕上げた方が読みやすかったのではないかなと思います。




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