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『ツチヤ教授の哲学ゼミ』
- 2020/02/09(Sun) -
土屋賢二 『ツチヤ教授の哲学ゼミ』(文春文庫)、読了。

薄い本だったので、あまり中身を確かめずに
「ツチヤ先生だ~」ぐらいの感覚で買ってしまい、そのまま何も考えずに読み始めてしまったのですが、
「ツチヤ教授の~」というタイトルのシリーズは、真正面に哲学なので
かなり手こずっちゃうんですよね・・・・。

本作では、哲学ゼミということで、ゼミテンの女子学生12名?を相手に、
「あなたの顔も身体も要らない私だけが、あなたを真に愛している」というソクラテスの問い、
もう少し簡単に言ってしまうと、「魂と体は別なのか?」というような話をしていきます。

ツチヤ教授の観念的な問いかけに、女子学生たちは真面目に答えていきますが、
それに対するツチヤ教授の反問や反論がこれまた観念的というか極論というか・・・・。
このやりとりを読んでて、「あ~、大学1年生の哲学の講義で挫折した感覚が蘇ったわ」って(爆)。

大学1年生の頃は、「大学生になったんだから、哲学の世界もかじってみないと!」と
勉強意欲を沸かして、哲学入門的な講義を取りましたよ。
お題はヘーゲル。
初回の講義からチンプンカンプンでした(苦笑)。

高校生の頃は、哲学入門的な本を読んで、分かったつもりになっていたというか
哲学にそれなりに興味関心を持っていたのですが、
この大学最初の講義で、哲学の世界には別れを告げました(涙)。

難しいとか、分からないとか、そういう次元ではなく、
「これが何の役に立つの?」という根本的な疑問を持ってしまったから。
先日読んだ内田センセの本に出てきた「イラチ」という関西弁が私にも当てはまるのですが、
たぶん、イラチは哲学の世界を追求するのには相性が悪い性格ですよね。

哲学に対する諦めというか、哲学を追求する心意気に対する諦めを
改めて感じてしまった読書でした。




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