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『検索刑事』
- 2019/11/12(Tue) -
竹内謙礼 『検索刑事』(日経ビジネス人文庫)、読了。

「検索刑事って何なんだよー!(笑)」って感じですが、
著者名を見て買ってきました。
リアリティのない設定の小説で、マーケティングの本質をえぐる著者ですから(笑)。

「『羽毛布団』のキーワードで1位を取らなければ、天誅を下す」との脅迫文が届き、
警察はその捜査に乗り出すことに。
犯人を捜すのと同時並行で、被害者が出ないよう、羽毛布団の検索で1位を取ろうと画策します。

この後者の部分で、新人刑事とIT企業の人々とのやりとりを主に描いているのですが
「検索1位」というものがどうやって出来上がっているのかを分かりやすく示していて
さすが竹内作品と思ってしまいました。

ホームページの制作ではなく、プロデュースをする視点の大切さ、
これは商売をやっていると身に染みて感じます。
しかし、ホームページをこうしたい!というアイデアはあっても、
それを形にする技術がないので、IT企業などに頼むしかなく、
その制作作業にお金と時間がかかるので、二の足を踏んでしまうんですよねー。

で、その制作に携わる人々はというと、超ブラックな環境で働いていることが
本作でも描かれており、IT企業は人間の手を使って長時間労働で業務をこなしているという
なんだか皮肉な状況が浮かび上がってきます。

昔、わたしもサラリーマンだった頃は、社内のシステム部門の社員も
協力会社と呼ばれるシステムベンダーさんも、みんなヘロヘロだったものなぁ・・・・・・。

IT業界の労働環境についても、一度、きちんと勉強してみたいなと思っています。




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