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『新宗教儲けのからくり』
- 2019/11/08(Fri) -
島田裕巳 『新宗教儲けのからくり』(宝島SUGOI文庫)、読了。

新宗教がどうやって運営費を賄っているのか、さらに稼いでいるのか、
その仕組みを具体的な宗教法人名をあげて解説しており、
なかなか勇気あるなぁと思ってしまいました。
まぁ、公になっている数字とかから推理しているだけなので、
その世界の人には当たり前の情報なのかもしれませんが。

運慶作の大日如来坐像をクリスティーズで15億円で落札したという話から始まりますが、
このニュース自体を知らなかったので、そんなことがあったのかと興味をそそられました。
海外流出か、新興宗教の手に落ちるか、なかなか話題性のあるニュースだったと思うのですが
世の中の反応はどんな感じだったのでしょうかね。

さて、そんな大金を出せる新興宗教法人ですが、
儲けの仕組みはそれぞれ特徴があるようで、
「商材ビジネス型」「献金型」「コンビニ型」「家元制度型」と分類して解説しています。
それぞれ、なるほどなぁと思う仕組みを作り上げており、
短い期間でビジネスモデルを確立して、顧客=信者を獲得して、売上=布施等を集めるという
素晴らしい起業家たちですよね。

本作では、様々なタイプを紹介するところに力点を置いていましたが、
個人的には、もう少し解説対象を絞って、宗教法人が大きく育っていった過程を
もっと深掘りしてほしいなと思いました。
特に、教祖よりも、中興の祖と言われるような、組織構築力に長けた人を中心に
どんな動きで組織が育ってきたのかを知りたいと思いました。





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