『危険信号』
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- 2007/06/24(Sun) -
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阿刀田高 『危険信号』(講談社文庫)、読了。
艶気があるサスペンス短編集。 阿刀田氏が最も得意とするジャンルだと思いますが、案に違わず満足できました。 ちょっぴり奇怪な作品が多かったです。 最後の1ページのどんでん返しでは、 「子宝温泉」「鳩の血」が好みでした。 「雨あがり」は、ちょっと読後感が悪かったかな。 「走る男」の日常生活を感じさせない人物像は、 江國作品の香りを感じさせるものでした。
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