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『夢をかなえる勉強法』
- 2019/10/06(Sun) -
伊藤真 『夢をかなえる勉強法』サンマーク出版)、読了。

司法試験の有名予備校の先生が書いた勉強法の本。

私自身は勉強が好きなので、
勉強で夢をかなえるという考え方は素直に受け入れられますし、
それなりに実感してきたことです。

なので、本作に書かれていることは、納得して読めました。
むしろ、オーソドックスな勉強法が詳細に丁寧に書かれているので、
「そうそう、そういうこと、私もやってきた」と思いながらの読書となりました。
もちろん、著者のように1日20時間も勉強した経験なんてないので、
その深さに関してはかなり劣ってますが、言ってることは実感として納得できます。

一方で、本作を読んで納得した人や共感した人というのは、
どちらかというと勉強大好きで、自分自身が書かれているようなことをやってきた人ではないかなと。
つまり、自分のやってきたことを有名予備校講師に肯定してもらえて嬉しいという感覚。

勉強が苦手だとか、勉強しているつもりなのに成果が出ないという人が読んでも、
この内容は刺さってくるのかな?とちょっと疑問を感じたのも正直なところ。

著者が作中で書いていますが、自分に合った勉強法を見つけるのが最善の勉強法だと私も思いますが
そのマイベストな勉強法を自分で見つけ出して身に着けた人と、
本で知ってやってみた人とでは、そのフィット感が全然違うような気がします。
自分に合っている度合いの差よりも、自分で勉強法を見つるというプロセスを経験したかどうかの
違いにあるような気がします。

自分で見つけられた人は、社会に出て、何か大きな課題や困難な状況に直面した時も
自分でその解決方法や対処方法を見つけることができるスキルを身に着けているように思います。

昔、ぼーっと見てたテレビで、運動系のインストラクターの方が
「お母さんはよく、『うちの子もやればできると思うんですけどね』と言うけど、
 『やれる(=やり続けられる、徹底的にやれる)』こと自体がその子の能力」と言ってて、膝を叩きました。
著者の言う勉強法を知っていることよりも、その勉強法を毎日続けられること、
徹底的に実行できることが大事なんだと思います。
だからこそ、自分で見つけることが大事なのかなと。

もちろん、私自身、自分の勉強方法を全て自分でゼロから編み出したわけではなく、
家族や先生から「こうしてみたら」と言われた勉強法を試して、良いと思ったものだけ継続させてきたので
他人から勉強法を学ぶのは大事なことですが、先生が言うことを鵜呑みにして全てそのまま
実行するというのは、何とも空疎な人間ができてしまうのではないかと懸念しました。

勉強法の本は、それをやってきた人にとっては自分を肯定する気持ちの良い本ですが、
これから勉強する人にとっては、どれぐらい効果があるのか、イマイチ腑に落ちない部分もありました。




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