『誘拐症候群』
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- 2007/06/22(Fri) -
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貫井徳郎 『誘拐症候群』(双葉文庫)、読了。
小口誘拐の手口もスマートでしたが、 やはり、何といっても、大きな誘拐の方の手口はお見事! 犯罪小説の醍醐味の一つです。 ただ、その手口の鮮やかさと実際の犯人像が釣り合っていない気がして そこはちょっと残念でした。 また、小口誘拐と大きな誘拐がどういう風に繋がっていくのか 期待しながら読んでいましたが、期待が複雑に膨らみすぎたようです。 ま、こんなもんかな。 「症候群シリーズ」は初めてでしたが、 環なる人物のモノの考え方は、怖ろしいものの興味深いものがあります。 このシリーズ、追いかけたいですね。
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