『窓からの眺め』
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- 2019/09/16(Mon) -
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赤川次郎 『窓からの眺め』(文春文庫)、読了。
近所のおじさんにもらった本。 4人の中年男女の日常が順番に描かれていき、 それぞれに素性の分からない不思議な女性が絡んでくるのですが、 どういう繋がりになっていくのかな?と、結構気になってしまい どんどん読み進めていけました。 かなり意図的にグイグイこの女性が絡んでくるので、 まぁ、強い悪意を持って何か企んでるんだろうなということは分かるのですが、 逆に、4人の男女の反応があまりに危機感無く受け入れてるので、 「ちょっと気持ちが緩すぎない?」と思っちゃいましたが、 しかし、4人の過去の繋がりが見えて来たら、何となく納得できてしまいました。 この程度の思考回路だからかと(苦笑)。 あんまり気持ちの良い話ではないですが、 でも、何となく読めてしまえたのは、著者の力量かな。 ![]()
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