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『日本史の謎は「地形」で解ける』
- 2019/08/09(Fri) -
竹村公太郎 『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫)、読了。

気軽な気持ちで買ってきた本でしたが、
冒頭の、「なぜ関ヶ原の勝利後に家康は江戸にすぐ戻ったのか」という文章で
一気に引き込まれました。

関ヶ原の戦いは制したとはいえ、まだ豊臣家は大阪に存在し、
自身も征夷大将軍には任命されていない時期。
そんなときに江戸にもどってやっていたこととは・・・・・。

湿地だった関東平野を、江戸の町に作り上げていった徳川幕府。
この長期的な国造りの視点は、非常に興味深いものでした。

徳川幕府以外にも、平安時代、鎌倉時代と、様々な国造りの話が出てきましたが、
私が興味を持って読んだのは、いずれも徳川家による国造りの話でした。

ハード面での治水工事だけでなく、ソフト面も絡めて強い国づくりをしていこうとする
遠大な計画は、あっぱれです。
さすが、250年以上も安定した国家運営をしてきた政府なだけはありますね。

Amazonのレビューを見ていると、歴史の基本的な事実認識に誤りがあるとかいうことで
辛い点数を付けている歴史マニアも多かったですが、
歴史素人の私からすると、細かい事実うんぬんよりも、
大きな国家観というものが知れただけで、十分面白かったです。




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