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『日本地図のおもしろい読み方』
- 2019/08/05(Mon) -
地図の読み方特捜班 『日本地図のおもしろい読み方』(扶桑社文庫)、読了。

だいぶ前に、世界地図版を読みましたが、今回は日本地図版。

世界地図版の時の感想を読んでいると紛争の解説が目に付いた模様(記憶なしです・苦笑)、
それに比べて日本地図版は、「いろは坂の名前の由来は?」「一級河川と二級河川の違いは?」など
とーっても平和な内容が満載で、こんな日本で生活できている幸せを実感できます(爆)。

日本における紛争というと、たぶん県境問題ぐらいしかないのですが、
今回読んでいて驚いたのは、県境問題はあくまで当事者の県同士が話し合い(または裁判)で
決めることであり、国家は関与していないということ。
わたくし、てっきり国が国土に線を引いて、「ここは〇〇県、ここは××県、知事さん自治よろしく!」と
自治を委ねているのだと思ってました。

また、県境問題の決着をつけるために、歴史を遡り、
元禄時代の領有権争いの訴訟の結審内容を根拠として今の県境を決めるとか、
どれだけ歴史の連続性を重要視する国民なんだと感嘆。
普通の国なら、廃藩置県をして明治維新になった段階でリセットされたと考えるのではないでしょうか。
政府が変わっても、当時の政府の判断を是とする国民性って、実は凄くないですか?

そういう国民性だから、地理の話になると、のほほ~んとした話題しか
出てこなくなるのかなと思った読書となりました。




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