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『12歳までに身につけたいお金の基礎教育』
- 2019/06/18(Tue) -
横田濱夫 『12歳までに身につけたいお金の基礎教育』(講談社文庫)、読了。

以前に、著者の銀行暴露本を読んだのですが、
それっきりになってしまってました。
子供向けのマネー教育本のようだったので、試しに買ってみました。

読み始めて最初に感じたのは、
これは子供向けの本ではなく、子どもを持つ親に向けた本だということ。
自分の子供が適切な金銭感覚と世の中を渡っていける力を持つために
親としてやるべきことを教え諭す本です。

時々、「そんな言い方をしたら身も蓋もない・・・・」と思ってしまう表現はありましたが、
概ね、言っている内容は納得できました。
というか、自分自身の子供時代を振り返っても、
親が意図的に社会勉強をさせるように仕向けてたところがあるなと思い当たるからです。

近所へのおつかいや、家業の出前に1人で行かされたり、
小遣い制度はなく、家業のバイトでの時給支払いだったり、
お年玉は自分名義の貯金通帳で管理されたり、
誕生日プレゼントは「いくらまで」と決められた枠内で選ばされたり。

著者が、こうすべきと書いている内容にズバリ当てはまるものもあったりして、
40歳になった今でも思い出せるということは、子供心に親の意図を感じていたというか、
大事なことだと分かっていたということなのでしょうね。

そういう親の教育のせいか、それとも自分の性格なのか、
小学生の頃はお小遣い帳をつけるのが楽しかったり、
一生懸命に家業を手伝って人並み以上のお小遣いを稼いだり、
無駄遣いはせずに必要なものだけを必要なタイミングで買う始末屋になったり
私はかなり、お金にはケチで慎重だと思います。

でも、そういう性格に育ててもらって、ありがたいなと心底感じます。
経済観念が身に付いたので、お金に困るような生活はしたことがないですし、
計画的に貯金もできたので将来への不安もそれほど感じないですし、
生活に余裕ができても、あまり無駄な買い物をしている気はしません。
かなりの締まり屋です。

親が締まり屋だったので、その行動様式や判断軸を見ていて
子どもながらに、こういう風にしないと!と思ったのでしょうね。
自営業なので、サラリーマン家庭に比べて、一層、家計のことが目に見えます。
店の売上の集計をする仕事を毎晩させられていたということからも、
1日いくら稼げるのか、1か月では、1年ではという想像がつくので、
我が家の生計の規模がイメージできちゃうんですよね。

その結果か、私も弟も、欲しいものをねだるという行動が非常に苦手で、
与えられた権限の中で欲しいものを探して選ぶという感じでした。
まぁ、それほど不満を感じたこともないので、
枠内でより良いものを選ぶセンスが身に付いたということですかね。

そんなこんなで、読後の感想は、親に感謝!その一言に尽きます。




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