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『サイバージハード』
- 2019/04/01(Mon) -
濱嘉之 『サイバージハード』(講談社文庫)、読了。

シリーズものの順番を気にせず読んでしまっていますが、
インテリジェンス捜査のサスペンスものです。

主人公の情報官は、本作では、万世橋署長になっており、
現場を抱えてしまっていますが、
所轄内で起きたATM誤作動事件をきっかけに、
特命捜査主任官という役割を兼務して、捜査の最前線に乗り込んできます。
これって現実世界でありうるのかしら?

ATMの誤作動は、ハッキングが原因ということで、
警視庁情報室のメンバーを中心に非合法捜査も含めて捜査を進めていきます。
このあたりの情報技術に関する描写は、スピード感があって面白かったです。
そして、ハッキングなどの非合法捜査もバンバンやってしまうところが
何ともカッコいいです。

戦う相手は、先進国を中心に信者がいるという宗教団体。
そこに、日本企業や国会議員も絡んできて、大掛かりな話になっていきます。
ちょっと話を広げ過ぎて、物語の深みが浅くなってしまった感はありますが、
でも、警察官の目から見た国家観のようなものが垣間見えて、
そこは興味深かったです。

ところどころ、現実世界の政治家をネタにしてるのかと思えるような
登場人物も出てきて、クスッと笑わせてくれました。
由紀夫とかね。




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