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『ランチタイムの経済学』
- 2019/03/24(Sun) -
スティーブン・ランズバーグ 『ランチタイムの経済学』(日経ビジネス人文庫)、読了。

この一週間目の回るような忙しさだったのですが、
そんなときに本作のような経済学の本に手を伸ばしてしまい、
読み終わるのに時間がかかってしまいました。

でも、内容はとっても面白かったです。

経済学というと、私はどうしても、難しい数式や
現実世界にはありえない仮定の下で公式が組み立てられていくという非現実的な設定が
どうにも苦手意識を掻き立ててしまい、いまだに経済学にはアレルギーがあるのですが、
本作のように、日常生活の謎について、公式で解説するのではなく、
日常生活のワンシーンをかみ砕いて要素を分けて説明することで
状況をシンプル化して理解していくという考え方は、興味深く読めました。

そうか!シンプル化された結果は面白くないけど、シンプル化していくプロセスが面白いんだ!

もし、中高生の頃に、この点に気づけていたら、もしかすると経済学に興味が持てたかもしれません。
意外とハマってそちらの学問分野を志向してたかも。

経済学的発想を学ぶという技術的な面、そういう思考プロセスの勉強に面白い本でした。
著者自身の価値観については、結構、極論というか、世間の流れに反抗する主張を述べているので、
そこは好き嫌いが分かれると思います。
私は、比較的、受け入れられる主張でしたが、やや露悪的に過ぎるきらいも。
経済学の思考プロセスを際立たせるために敢えて極論を述べているのか、
それともピュアにこういう志向の人なのかは、本作では良く分かりませんでしたが、
最後の、娘の幼稚園の先生に宛てた手紙を読んでみると、後者かなという気がします。

トランプ大統領と話が合いそうなイメージ(苦笑)。




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