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『新幹線お掃除の天使たち』
- 2019/02/24(Sun) -
遠藤功 『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)、読了。

有名なJR東日本のグループ会社TESSEIを紹介した本。

新幹線はよく利用しますが、あの過密ダイヤを狂わせることなく
車両を徹底的にきれいにする技術って、やっぱり凄いですよね。
片づければよい、ごみがなくなれば良いという物理的な清掃だけでなく、
気持ちよく使えるようにする、お客さまに見られていることを意識するといった
心の面での配慮も素晴らしいなと思います。

乗客の側の、自分のシートの周辺を汚さないとか
誤って飲み物を床にこぼしちゃったらティッシュで拭き取るとか、
そういう気の使い方も、車両清掃のスピード感には貢献してるのだろうな思います。
乗る人と掃除する人の双方の心遣いの結果、きれいな新幹線に乗れるんだということですね。

こんなに有名になった今では、入社してくる人は、
それなりに心構えがある人だろうと思いますが、
そもそも、こんな素晴らしい組織にどうやってもっていったのだろうかというところが
やはり経営側の目線としては気になるところです。

本作では、最後の章で、会社改革を行った専務の話が紹介されていますが、
もともと「3K」の象徴のような、言ってしまえば日陰の役だった会社を、
ひとつひとつ改革していった様子が良く分かりました。
取り組みの1つ1つは、小さなことの積み重ねのような、
予算も体力もかけずにコツコツとやっていくような施策が多かったですが、
それが全て積みあがっていくと”改革”になるというマジック。

専務の改革も凄いですが、
それに頑張って付いていこうとするスタッフの勤勉さが、やっぱり日本人的ですよね。
日本らしい素晴らしさが詰まった会社だと思います。




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