『Wedge 2018年6月号』
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- 2019/01/20(Sun) -
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『Wedge 2018年6月号』
この雑誌に登場している方からいただいたのですが、 ずーっと積読でした。 ふと思い立って、越年で読んでみました。 『西郷どん』が話題になってきた頃の特集のようで、 「明治に学ぶ日本のリノベーション」ということでしたが やっぱり明治時代の急転換の政治判断とそれを支える国民のエネルギーというのは 世界的に見ても特殊な状況だったのではないかなと思います。 これを、国内の大きな混乱もなく、天皇制も維持したまま推考したというのは、 当時の明治政府の実行力や、過去よりも前を向いて真面目に考えるという日本人の気質が 大いに寄与しているのではないかと思います。 磯田道史さんの解説が分かりやすかったです。 後半の水産政策の話題で、TAC制とIQ方式について解説しているものが勉強になりました。 以前、YouTubeの番組でこの件をテーマにしているものを見ましたが、 音で入ってくる解説って、私はどうも受信感度が良くないようで思うように理解できませんでした。 こうやって文字でまとめてもらえた方が理解しやすかったです。 また、ホッコクアカエビでの資源管理の成功事例が紹介されており、 どういう風にTAC制とIQ方式が効果を生むのか分かりやすかったです。 こういう、普段接しないような水産政策についての解説が、 新幹線のグリーン車の中で、いわゆる成功者層の不特定多数の人の目に止まるのは 良いことだなと思います。 ![]()
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