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『往古来今』
- 2018/12/31(Mon) -
磯崎憲一郎 『往古来今』(文春文庫)、通読。

知らない作家さんだったのですが、
表紙絵がポップな感じだったので、試しに買ってみました。

が、内容は暗くて重い・・・・純文学系でした。

わたくし、内省的な描写が続く作品は苦手なんですよね。
個人と社会との交流に興味関心があるので、
その繋がりが薄くなってしまうと、読んでいてしんどくなります。
まぁ、読書癖がお子様なのかもしれませんが。

前半はほとんど頭に入ってきませんでした。
途中でカフカが登場してきて、
「あ、平野センセも言ってたカフカだ」と思ってみたり。雑念(苦笑)。

ところが「脱走」だけは、なんだか急にピントが合った感じで頭にスッと入ってきました。
なんででしょうか。
山下清という具体的な人物が登場したからでしょうか。
現実世界における主人公の話よりも、山下清の話の方が印象に残りました。
「へぇ、自分自身が嘘をつき人を騙して食い繋いでいたことを認識してたのか」と。
本題と関係のないところで引っかかってます。

というわけで、全然しっかりと読めませんでした。
この作家さんとの相性が良くないのかな。




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