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『オバマ・ショック』
- 2018/11/12(Mon) -
越智道雄、町山智浩 『オバマ・ショック』(集英社新書)、読了。

アメリカ中間選挙において、オバマさんが表舞台に出てきていたので
久々だなあと思って、積読だった本作を読んでみました。

オバマ大統領が華々しく黒人初の大統領に就任したときの興奮を伝える本かと思いきや、
意外と落ち着いて歴代アメリカ大統領の位置づけや保守党と民主党の対立軸のあり方とか
順を追って整理されていったので、分かりやすかったです。

ただ、オバマ大統領の時代にたどり着くまでが長いので、
タイトル買いしてきた人にとっては、イライラする構成だったかも(苦笑)。

保守とかリベラルとか、小さな政府とか大きな政府とか、
二大政党の大きな性格の違いはありつつも、
時代の潮流の中では、共和党が民主党的な政策に寄ったり、
民主党が共和党的な政策に寄ったりしているということも解説されており、
結局は、誰が(どちらの党が)政権を握るかということよりも、
その時代の人々が何を求めているかによって政策の左右の色味は変わるんだなということが
個々の大統領の名前とその政策の具体的な内容をもって解説されたので
よく分かりました。

そして、オバマ大統領の評価ですが、その時代のオバマ・ブームに乗っからず、
対談している2人は、かなり冷静というか冷めた目で見ているところがあり、
そういう分析感覚が、オバマ大統領の評価が下がってしまった今の時代に読んでも
違和感なく読めるところが、すごいなと。

この2人に、再度、結局オバマ政権とは何だったのかということと、
トランプ政権についても対談してもらいたいところです。




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