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『おかみのさんま』
- 2018/10/22(Mon) -
斉藤和枝 『おかみのさんま』(日経BP)、読了。

気仙沼で魚問屋の3代目として稼業を切り盛りする女性女将の著者。
魚問屋事業だけでなく、サンマ加工業にも進出し、
主にそちらの食品加工事業についての半生記。

出版のきっかけは、東日本大震災による被災と事業停止、
そして、そこからの必死の復興劇というところだと思いますが、
この方、そもそも震災のエピソードがなくても、
食品加工事業に進出して、百貨店内にテナントを構えるところまで
事業を成長させたという凄腕女将の営業マン話だけで、
十分に面白かったです。

経営者としての資質があるか?と問われると、
本作で語られている内容だけでは判断できないですが、
営業マンとしての資質は、度胸、スピード感、信頼醸成力など
素晴らしいものをお持ちで、勉強になりました。
特に、何か上手くいかなかったときのリカバリ力や改善力が素晴らしいなと。

それと、最初に魚問屋を始めたのは、著者の祖母だったとのことですが、
何十年も前に、水産業に女性が先頭に立って進出していくのって、
相当な剛腕でないとできないと思うんですよね。
その開拓力が凄いと思いますし、その祖母の能力を著者も引き継いでいるのでしょうね。

刺激を受ける読書でした。




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