『あるく魚とわらう風』
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- 2018/09/28(Fri) -
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椎名誠 『あるく魚とわらう風』(集英社文庫)、読了。
シーナさんのエッセイかなと思って買ってきたら、 1年半にわたる期間の日記でした。 原稿書いた、サイン会した、対談した、映画上映会をした、旅行に行った、 シーナさんの日々が、そのまま収録されていますが、 まー、とにかく、この人は、凄い活動量ですね。 関西で上映会をしたかと思いきや、夜に東京に戻って 翌朝には北海道に向けて飛び立つ・・・・みたいな。 それが、特定の時期に忙しさが集中しているわけではなく、 常に忙しいという、休む間もない日常です。 シーナさんというと、アウトドアだったり、SF作品だったり、脱力エッセイだったり、 どちらかというと「休日」のイメージがある作家さんですが、 当人の日常は、まさに仕事の虫、ワーカホリックです。 ちょっと病的なぐらいに。 いつもの面々で対談するのにわざわざ箱根に行ってます。 「東京でも会えるじゃない」と思ってしまいますが、 きっと、これがシーナさんにとっては休息の時間なんでしょうね。 気の置けない仲間と箱根でぺちゃくちゃ・・・・という。 そういう気分転換の仕方ができることが 仕事が趣味の人は幸せなことなんでしょうね。 あまり共感できるひとは少ないかもしれませんが。 私は、どちらかというとシーナさん的体質です(苦笑)。 仕事であっても、どこかに出かけて新しい人と会えたりすると楽しくて 話がはずんだりすると良い気分転換になります。 でも、シーナさんほどに仕事を詰めてしまうのは、避けなきゃな。 とにかく、シーナさんのエネルギー量のすさまじさに、 読むのに時間がかかってしまいました。 ![]()
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