『知事が日本を変える』
| ||
- 2018/09/23(Sun) -
| ||
浅野史郎、北川正恭、橋本大二郎 『知事が日本を変える』(文春新書)、読了。
北川サンのお名前があったので買ってみました。 改革派知事として連携していた浅野サン、橋本サンとの鼎談です。 ただ、鼎談と言いながらも、それぞれが自分の主張を滔々と述べていて、 あまり相互コミュニケーションみたいな流れを感じられない構成でした。 編集部の仕切り方のせいなのか、それとも政治家がしゃべりたがりなのか。 ま、でも、浅野サンや橋本サンの政策って、あまり知らなかったので、 初心者にとっては、それぞれの主張がじっくり読めて分かりやすかったです。 北川サンの政策については、過去に他の本で読んだことがあり、 また当然三重県出身者として、当時は東京に住んでましたが、ニュースなどで その動きをチェックしていたものです。 経済面でシャープ亀山工場の誘致とか、 中部電力の芦浜原発計画を中止させたりだとか、 いろいろ大きな仕事をやっていますが、 やっぱり印象に残るのは県庁職員の意識改革。 本作でも、その話を中心に語っています。 私は、今の三重県職員の方しか知らないのですが、仕事を一緒にし始めたときは、 「へぇ、県職員って、こんなに丁寧で人当たりの良い対応してくれるんだ」と 驚いた記憶があります。 北川改革によって旧態依然とした職員は一掃されたのか、 それとも県民の目が届かない職に配置転換されたのかは知りませんが。 さらに一歩進んで、骨のある、芯のある人材が育ってくれば、 三重県ももっと積極展開できるようになると思います。 それにしても、首長1人の力で大きな組織でも変われるんだなということが 良く分かりました。 リーダーって大事ですね。
![]()
|
||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/5692-d556c4c6 |
| メイン |
|